Lily perfume

ユリの花のように可憐で凛として芯の強い人になりたい

パーソナルカラーを気にしないことにした理由。

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話題になっているパーソナルカラー。

 

私も一時期は興味を持ち、プロの方の診断を受けたいと思ったこともありました。

しかしどこも人気で予約が取れないため、パーソナルカラー診断のことが載っている本を買って、自己診断を試みました。

 

「白い服を着て、蛍光灯の下で付属のカラーシートの上に手を載せてみたり顔の近くに当てどの色が一番肌をきれいに見せてくれるかを見る」

診断方法はとてもわかりやすく書いてありました。

 

が、はっきりと「私のパーソナルカラーはこれだ!」というのはわかりませんでした。

 

考えた結果、私はパーソナルカラーにこだわるのはやめました。

 

 

あくまで私個人の考えですので、パーソナルカラーそのものを批判しているわけではありません。

 

 

 

 

パーソナルカラーとは

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パーソナルカラーとは、その人の生まれ持った色(髪・瞳・肌)と
雰囲気が調和する色(=似合う色)のことです。
人それぞれ個性が違うように、似合う色もそれぞれ違います。
色相/彩度/明度を軸に{春・夏・秋・冬}の
4つのタイプに分かれます。

 

パーソナルカラー診断~あなたはブルべ?イエベ?4タイプで分かる似合う色診断~より引用

 

 

パーソナルカラーの起源となる考え方が生まれたのはニューヨークだそうです。

 

ニューヨークのショップには様々な肌の色、髪の色、瞳の色を持つ人々が来店します。

 

アパレルショップの店員さんが、様々な人種の方に「似合う色」を提供するために生まれた考え方が「カラー・ミー・ビューティフル」という、パーソナルカラーの基となる考え方です。

 

お客さんが「あの店員さんからはこの色が似合うって言われたのに、この店員さんはそっちの色が似合うって言う。一体どっちなの?!」と混乱しないために生まれた考え方だそうです。

 

 

パーソナルカラーの落とし穴

①パーソナルカラー診断には曖昧さがある

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私は、パーソナルカラー診断にはどうしても曖昧な部分があるように感じてしまいます。

 

「複数のカラーアナリストに診断してもらったけどそれぞれのアナリストからバラバラの診断をされた」という人もいます。

 

アナリストの間でも細かい流派の違いがあり、診断基準が統一されてるわけではないのです。

 

私が思うに、プロのカラーアナリストに診てもらっても、結局はアナリストの主観なのです。

 

まず、「肌に馴染む」「似合う」「肌が明るく見える」「キレイに見える」「ぼやけて見える」「くすんで見える」というのは診断基準としては曖昧で主観的で、感じ方に個人差があるものです。

 

結局、アナリスト個人の感覚や思い込み、環境、肌荒れや日焼けなどのその日の肌の状態にも左右されかねないと思います。

 

実際、私カラーアナリストをされている方のSNSで質問したことがあります。

例えば肌の色を数値化したり等客観的な指標があるのか?

「似合う似合わない、肌が明るく見える見えない」等の具体的な定義や指標は示されているのか?と。

 

その結果、はっきりした定義や客観的な診断基準はないと言われました。

 

 

定義が曖昧でも同時に複数人のアナリストで診断をすれば、まだ客観性は高まると思います。

しかし実際診断するのは一人のアナリストです。

 

もちろん、「似合う」「きれい」「肌に馴染む」などの言葉を日常的に使う分には問題ないのですが、それを診断基準として用いるには曖昧な部分があるように私は感じます。

 

 

 

②パーソナルカラーは元々日本人向けの理論ではない

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パーソナルカラーが生まれたのは肌の色や髪の色、瞳の色がそれぞれ全く異なる海外です。

お店側が様々なお客様に対応するためにできたものです。

 

そのため、肌の色や瞳の色にほとんど差がない日本人にパーソナルカラーはあまり意味がないのではないか、という意見を持つ方もいます。

 

これに関しては賛否両論あると思いますが、元々日本人向けに作られたものではない、ということは頭に入れておくといいのではないかと思います。

 

 

 

③好きな色と似合う色が全く異なる場合もある

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プロのパーソナルカラー診断を受けた方から

「好きな色、よく身につけていた色を似合わない色だと言われてショックを受けた。」という話を聞きました。

 

確かに、好きな色を似合わないと言われるのはショックですよね。

 

「好きでも似合わないものは似合わないと受け入れる!」という覚悟があるなら問題ないと思います。

 

 

 

④パーソナルカラーを正しく理解しないと、かえって選択肢を狭まる可能性も

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パーソナルカラーは本来、色の選択を広め、色を楽しむもの。

「似合わない色は徹底的に避けましょう」ということではなく、似合わない色でも似合うように使うための考え方です。

 

しかし逆に「私はブルベだから◯◯は身につけない」「私はイエベだから◯◯は避けてる」など、逆に色の選択を狭めている場面をよく見かけます。

 

 

似合わないと言われると、その色は避けたくなってしまいます。

「自分に似合わせるように使おう」くらいの気持ちがいいのではないかと私は思います。 

 

 

私の結論:パーソナルカラーだけで「似合う」は決まらない

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「パーソナルカラーなんて全く関係ない!意味がない!」とは言いませんし思いません。

 

ただ、パーソナルカラーだけで「似合う」は決まらないと思います。

 

パーソナルカラーはその人のごく一部であり、「似合う」を決定づける要素は他にもたくさんあると思うのです。

 

容姿や体型、その人の持つ雰囲気というのは人それぞれで、似合うものも人それぞれ。

スプリングタイプの人が全員同じ服が似合うわけがないのです。

 

パーソナルカラーは「その人のほんの一部」「参考程度」でしかないと私は思います。

 

パーソナルカラーに合う服さえ着ておけばOK!というものではありません。

 

自分に似合うものがわからない…と迷子になってパーソナルカラー診断を求める人が多いと思います。

 

でも結局のところ、自分に似合うものは自分で色々なファッションやメイクにトライして探求して見つけていくしかないと思うんです。

 

その探求の過程で少しの手助けをするのがパーソナルカラーだ、と私は思っています。

 

 

そもそも「似合うものが全て」ではない

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どんな時も似合うものが一番良いとは限らないと思うんです。

 

もちろん感覚的に自分の似合う似合わないを知るのは大事です。

しかし似合うもの以外を身につけてはいけない、とは思いません。

 

身につけていて心地いい色、落ち着く色。

なりたい自分になれるファッション、メイク。

似合う似合わないに拘らず、そういうのを基準に選んでも良いのではないでしょうか?

 

私はその方が楽しく感じます。

 

また、似合わないものはとことん避けて似合うものだけを選ぶ、ではなく似合わないものをどう似合わせるかも大事だと思います。

 

 

あくまで私個人の考えです 

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私が言いたいことを簡潔に書くと

①パーソナルカラーは完全無欠の理論ではない。

②パーソナルカラーはその人のごく一部でしかない。自分に似合うものはトライ&エラーで見つけていくしかない。

③似合うものが全てではない。

…です。

 

 

ここに書いたことは私の個人の考えであり、パーソナルカラーそのものを否定しているわけではありません。

また、パーソナルカラー診断を受けた方やカラーアナリストの方を批判しているわけではありません。

 

 

パーソナルカラーを上手に活用し、お洒落を楽しんでいる方は素敵だと思います。

 

パーソナルカラーは絶対的・普遍的なものではなく、考え方のひとつです。

どう捉えるかは個人の自由でいいと私は思っています。

 

私はパーソナルカラーのプロではありませんので、「こんな人もいるんだな」くらいに思っていただけると幸いです。

 お読みいただきありがとうございました♡

 

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